はかのあな

ここがきっとそうだよ

さよならかつて私の神だった人

 

とある若手俳優から降りたいから踏ん切りをつけるためにも書こうかなって思って始めてみたよ。自分の気持ちを可視化したい。なんか面白いおたくがはてブロやってる率高いし。私も面白いおたくになりてえ。

 そんなことは置いてこっから本題。というか私これ書きたいがためにはてなブログ開いたみたいなとこあるから、これ書いたらしばらく放置しそう。

 

 

 

 

私が降りたいと思ってる推しは4年前から応援してる人。推しの芸歴が多分7年だから全然新規。推しに申し訳ないから名前は出さないけど普通に知ってる人が読んだら誰かわかりそう。まあ一個人の意見だからそっとしておいてください。

私が推しに出会ったのは私も推しも高校生の時だった。舞台で見た推しは誰よりも輝いていて、かっこよくて彼は一気に私の中心になった。それまでは二次オタクだったけど、生きて日々変わる推しを見てる方が楽しくて二次元からは自然と離れた。

推しは私とひとつしか違わないのに凄かった。毎日長いブログを更新して、舞台にも出てきちんと進学校に通っていた。

忙しい部活に入っていた私は資金が小遣いとお年玉しかなかったからそれを必死に貯めて舞台に行くのが楽しみだった。推しに関わっている時だけが楽しかった。

暗い高校生活を送ってた私にとって推しはただ一つの光でありもはや神様だった。

 

推しは頭が良かった。今振り返ると文章力があるだけとも言えるかもしれないけど。

毎日のブログは私には考えつかないことがたくさん書いてあって、言葉選びのセンスがあって、舞台の千秋楽のコメントもありきたりな言葉じゃなくて格好良かった。

 推しは無事第一志望の大学に合格した。頭の良いところ。大学生になった推しは、大学で学んでる内容や学校生活をブログに書いていた。受験生になった私はそれを読むのを楽しみにちまちま勉強していた。夏休み前の現場を受験前最後と決めて、やや頑張って勉強した。まあ落ちたけども。

 

そしてようやくバイトが出来る大学生になった私は少し現場を増やせるようになったし、プレゼントも渡せるようになった。

 推しは私が大学生になってすぐに二十歳になった。その時彼はブログで「僕は大人になりたくなかったけどそれは若いのに頭がいいねという評価が大事だったから」 と言っていた。私はそれを理解してるならきっとずっとこの人は頭が良いままだろうなと考えていた。

 

夏休みは推しの舞台を久々に見れた。1個はまあ脚本があれだったけど演技してる推しを見れた事実が嬉しかった。

あれ?って最初に多分感じたのがもうひとつの舞台だった。推しはあんまりキラキラしていなかった。その時は私が神格化しすぎたせいだろうと思っていた。

 

いや、あれ?って最初になったのはその前の前の年の冬だった。ショートドラマの脚本を書くことになった、頭が良い推しが持ってきたのは彼が日頃好きだと言っていたマンガによく似た設定だった。その時はそういう設定が書きたかったんだろうと自分のなかで納得させた。

元の話に戻す。推しがツイッターを始めた。ブログの更新率が落ちるかと心配だったけどほとんどそんなことはなくて、安心してた。

そして今年の冬。今年?去年?多分今年。

推しはやや不穏なことを呟いてはツイ消しするようになった。通知入れてたから全部見れたけど。

ある日「僕の昔の発言引っ張り出して来る人いるけど今の僕じゃないからやめて」みたいなツイートをこれまたつぶやいて消してた。

なんかめちゃくちゃ冷めた。今まで応援してきた推しのことも自分も否定されて拒絶された気分だった。

冷めた気分でブログ読み返したら観劇の感想は高校時代よりはるかに雑だった。

大人になったら今の若さによるアドバンテージを失うどころかむしろ退化してた。

冬になったらブログ更新も月1になった。あんなに自分を知るきっかけになってるコンテンツだからと大事にしてたのに。

私が好きだった推しはそれこそどこにもいなかった。毎日好きなものについて呟くだけの大学生しかもういなかった。

 

冷めてからの舞台もイベントも行った。好きだなとは思ったけどもうお金はかけたくないなとも思った。ブログのコメント数とかも減ってて、見捨てるみたいで嫌だけど私一人程度じゃ何も変わらない。

ずっとずっと応援出来てどんどん有名になれる俳優だと思った。違ったみたいだけど。

今は次の仕事が入らないし、昔の彼が嫌がってた消耗品みたいな使われ方ばっかり。

 

でも推してた四年間は本当に楽しかった。生きてる理由だった。まさしく神様だった。

ファンサくれたり、プレゼント使ってくれたり、覚えててくれたりとか演技以外のことでも嬉しいことをつくってくれた。

本当に楽しかったことばっかりだから降りづらいけど、楽しさをくれた推しはもういない。推しが言うには。

普通に推しとの思い出話率高いけど振り返って気持ちの整理する用だからまあいいや。

 

ファンクラブ切れるのしばらく先だけどコンテンツもほとんど見てないし、推しのためには使わないだろうなあ。

私が神格化してたのが悪かったのかもしれないから、新しい推しを作るなら見た目で推したいや。

つらつら書いたけど降りれない理由は情だけだろうなとうっすら気付いてしまった。時間の無駄だよなそんなの。

 

今までありがとうございました。さようなら。